プライム歯科梶が谷の院長である高野隼一先生にインプラント治療についてお伺いしました。サイナスリフト・GBRを採用する年代やインプラントの治療先の選ぶポイント、タバコを吸っていると治療ができないのか、など気になる点を聞いてみました。インプラント治療を検討されている方は参考にしてみてください。
私は東京都出身で、3人兄弟の長男として生まれました。私が中学生の頃、母が大病を患ってしまい4ヵ月ほど入院し手術をしたことがありました。
母がいない間は心細い上、それまで母が担っていた家事を自分たちで行わなければならず、とても辛い思いをしました。
母の主治医は高名な外科医の先生だったのですが、私たち家族のことを心配し毎日のように電話をくれて話を聞いてくれたり、励ましてくれたりしたのです。 母の治療は先生のもとで成功し、無事に退院することができました。
その時母だけでなく、私たちにも家族のように接してくれた先生の気遣いにとても感激したのを覚えています。 そこで、自分も医療の道に進み、その先生のようになりたいと憧れを抱きました。 私は歯科の道を志したのですが、患者様とそのご家族への心のケアを欠かさない、という気持ちを常に持ち続けています。
インプラントメーカーは世界で100社以上存在しています。 各社、さまざまな特徴を持っておりますが、当院が使用しているインプラントメーカーは合計5社です。
まず、そのいずれも共通していることとして品質の高さがあります。 品質が良いということは世界中の多くの方々に用いられており、長期的に安定しているということです。 当院では、そんな信頼できるメーカーのみを用いています。
そのようなメーカーを採用している理由としましては、「自分や家族に用いることが出来るか否か」を基準に考えていることにあります。 このメーカーなら安心できるなと常日頃から考えておりますが、自分に用いられたとしても安心できるメーカーを使用するようにしています。
しかし、品質が良いメーカーのインプラントは長持ちするメリットがあるため、高価格である場合がほとんどです。 そのような中でも、当院は出来る限り価格を下げて提供できるような企業努力を行っております。 是非一度お問い合わせください。
サイナスリフト(上顎の骨を増やす手術)やGBR(骨を増やす手術)は、40代以上の患者様に必要になってくる場合が多いです。 と言うのも、加齢と共に骨が痩せてくる場合が多く見られるからです。 しかしながら、20代でも骨を増やす手術が必要になってくる方もいらっしゃいます。
インプラントが必要な部分に対して骨を増やす手術を行う必要があるかどうかは、年齢や性別よりも「以前残っていた歯の状況によりどれくらい骨が吸収してしまっていたか」が重要になってきます。 インプラント手術が必要な方の半数は、骨を増やす手術を併用した方が望ましい場合が多いです。
インプラント治療のみならず、歯科治療においては禁煙をされた方が望ましいです。 それは喫煙により、術部の治癒不全を起こしやすい為です。
私の考えとしましては、徐々に減煙、禁煙に向かっていけば良いのではないかと考えています。 正直、以前私も喫煙していた時期がありました。 現在は禁煙していますが、喫煙者の気持ちも痛いほど分かるんです。 タバコをやめた方が良いのは分かっているが、なかなか辞められない。辞めたらより一層ストレスが大きくなる。
そのような方に今すぐ禁煙をしなさいと指導することが本当にベストかと言うと、ケースバイケースではないかなと考えています。 お一人お一人の患者様のライフスタイルに合わせながらベストな提案をする、それが当院の考え方です。 お悩みの方は是非一度ご相談ください。
一般的なインプラント治療の成功率は、上顎97%、下顎95%と言われています。 これはあくまで一般的な数値であり、個々のお口の中の状況や骨の状況により成功率は変わってきます。 最近ではインプラント自体の品質も向上している事もあり、以前よりも成功しやすいだけでなく、長期的に長持ちしていると考えます。 ここで言う「成功しない」とは、1度の手術でインプラントが骨と定着しない事を指します。 その場合、再度手術を行うことで定着することがほとんどです。
「インプラントがくっつかない体質なんじゃないか」とお考えになる患者様もいらっしゃいますが、通常そのような事はありません。 ご安心ください。
コロナ禍を経て、以前よりどのクリニックも衛生面が飛躍的に向上してきたと思います。 もちろん当院でも細心の注意を払って衛生状況を整えております。
もちろんあり得るとは思います。 しかし、いくらクリニックの実績を作ったからといっても、患者様に信頼してもらえないクリニックでは意味がありません。 当院では、「患者様からの信頼」を実績としてスタッフ一丸となり診療しています。
インプラント治療後は、定期的なメンテナンスを行うことがとても重要です。 メンテナンスを怠ると、インプラントの予後に悪影響を及ぼします。 ですので、定期的なメンテナンスを行うのに通いやすい立地にあるクリニックを探すことが、まずは重要だと思います。 職場から近かったり、自宅から近かったりすると無理なく通えるでしょう。
次に重要な事は、お口の中の状況を親切丁寧に教えてくれるクリニックかどうかだと思います。 今現在のお口の中の問題点は何か、どのようにお口の中を治していくか、そして今後どのようなお口の中になっていく可能性があるかなど、親身になって考えてくれる歯医者さん選びが大切だと思います。
まずは、総合的なクリニック(最寄りの歯科医院)で見てもらうことをおすすめ致します。 理由は3点あります。
【1】インプラント手術の前に、まずはお口の中の総合的なチェック インプラント治療に臨む前に他の歯に虫歯がないか、歯茎の状態は問題がないか等の全体的なお口のチェックをおすすめします。 総合的なお口の中のチェックを行うことで、場合によっては他にも具合の悪い歯があるかもしれません。
あるいは、患者様がインプラントを希望されている場所は、実はインプラントではなく他の選択肢(入れ歯やブリッジや歯の移植など)を選択した方が良いかもしれません。 ですので、まずはお口の中の総合的なチェックをおすすめ致します。
【2】一生通い続けられる歯医者さん選びが理想 インプラントは「埋めたら一生持つ」という訳ではありません。 ご自身の歯と同様に、インプラントも定期的なメンテナンスが不可欠です。 メンテナンスとは検診や歯石除去などを指しますが、インプラントもメンテナンスを怠ると歯周病に罹患する恐れがあります。 歯周病とは、歯垢や歯石などが歯や歯茎に長期的に残ったままになると歯茎に炎症が起きて腫れたり、歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。
歯周病がどんどん進行してしまうと、歯やインプラントは最終的には抜けてしまう可能性があります。 重要なことは、長く一貫して通い続けることが出来る歯科医院を選ぶことです。 また、通いやすさなど立地も加味した歯医者さん選びをおすすめ致します。
【3】他の歯科医院で埋めたインプラントのトラブルは対応できない場合が多い インプラント専門クリニックをはじめとして、他のクリニックで埋めたインプラントにトラブル(被せ物が欠けた、歯周病になってしまった等)があった場合、 他の歯科医院では対応ができない場合があります。
理由として以下の3点などが挙げられます。
このように、インプラント手術前にどのような状態であったかも一貫して把握できる歯科医院選びが重要で、長く通い続ける歯科医院探しが重要になってきます。
インプラントは「第2の歯」とも呼ばれるほどしっかりと噛めるようになる治療方法で、違和感もなく見た目も良好です。 しかし、ご自身の歯に勝るものはありません。 そして、インプラントを取り入れる場合は、他のご自身の歯との上手な付き合い方(調和)が重要です。 インプラント治療に踏み切る前に、
などを知ることが大切です。
当院ではお一人お一人の患者様に、スタッフ一丸となってどこよりも寄り添った治療をご提供しています。 ぜひご連絡をお待ちしています。
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