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インプラント治療について山﨑剛之先生にインタビュー

知っておきたいインプラントの基礎知識

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今回協力してくれたのはこの先生歯の画像

谷町六丁目しちご歯科・矯正歯科 山﨑剛之先生

山﨑剛之先生の写真

谷町六丁目しちご歯科・矯正歯科の院長である山﨑剛之先生にインプラント治療についてお伺いしました。実際に採用しているインプラントと理由、歯は抜歯すべきかそれとも抜けてから治療すべきか、治療して20年経ったらどうなるのか、歯科業界でも値上がりなどは起こっているのかなどの質問に答えていただきました。インプラント治療を検討されている方は参考にしてみてください。

山﨑剛之先生のプロフィール・考え方

先生の経歴を教えてください。

私は5人兄弟の長男として、兵庫県三田市で生まれました。高校生の時に歯の神経を抜く治療を受けたのですが、治療を始めてから痛くなかった歯が痛み出したので、医療ミスではないかと疑う経験をしました。それを確かめてみようという思いから歯科医師に興味を持ち、大阪大学の歯学部に入学しました。大学卒業後は研究職として大学院に残る道もあったのですが、私は早く臨床に出て患者様を治療する技術を磨きたかったため、大阪市内のインプラントセンターに就職しました。インプラント治療では噛み合わせが重要であると感じ、歯がなくなって噛めない人を全顎的な治療で治すクリニックに勤めて1から学び直すことにしました。そこで学会発表や専門誌の執筆に携わり、大きく成長させて頂きました。そして2022年に谷町六丁目しちご歯科・矯正歯科を開業して、院長を勤めております。

先生がインプラント治療をする上で大事にしていることは何ですか?

インプラント治療は一般的には大掛かりな治療が多く、治療期間が長引く傾向にあります。

患者様に「治療がしんどかった」という経験はしてほしくないので、私は痛みや腫れが少なく治療期間が短くなる方法を選んでおります。

万が一患者様が別の歯を失った時にも、「あのインプラント治療ならまた受けてみたい」と思って頂けることを意識して治療をしております。

先生が、患者様と接する際に大切にしていることは何ですか?

患者様が言いたいことをちゃんと聞けているか、患者様が知りたいことをちゃんと伝えられているかを意識して接しています。

歯の治療法はたくさんあるので、患者様の生活背景や優先されていることをきちんとお伺いし、その人にあった一番いい治療プランを提示できるよう心がけています。

患者さんの心配事について

インプラント治療をするにあたり、患者様が一番心配していることは何ですか?患者様の心配事に対してどのようにフォローしていますか?

インプラント治療の失敗例を見聞きしたことによって、治療を怖がっておられる方が一番多いです。

そういう場合、まずはインプラントが失敗する理由を理論的にお話しして、当院でインプラント治療を受けた方の感想を見ていただいております。

また、治療を受ける病院によって成績が異なるということをきちんとご理解いただけるように努めています。

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採用しているインプラントについて

御院で採用している「AnyRidgeインプラント」と「AnyOneインプラント」は。他のインプラントと大きく違いがあるものですか?採用している理由も教えてください

この2つのインプラントは、インプラント手術をした直後に骨と固定しやすいことが強みのインプラントです。そのため手術直後でも仮歯を入れることができ、その日から食事をすることも可能です。一般的にインプラント手術の後は入れ歯を使うことが多いのですが、それでは満足に食事はできません。患者様は快適な生活を求めてインプラント治療を選択されるのですから、治療中からできるだけ快適な環境を提供したいという思いで、このインプラントを採用しました。

また、一般的なインプラント治療は6ヶ月から1年ほど治療期間がありますが、当院のインプラントは平均2ヶ月半で治療が終わることもとても喜んでいただいています。

インプラント治療を最短で2か月半で実施するとのことですが、やはり治療期間は短い方が良いのでしょうか?

患者様は早く快適な歯を手に入れたいと考えていらっしゃるので、もちろん治療期間は短い方が良いです。

それに加えて、噛み合わせのことを考えても良い点があります。

治療が完了するまで、インプラントの部分では硬いものでも何でも噛めるわけではありません。そうなると他の歯にその負担をかけていることになるので、治療期間中に他の歯を悪くしてしまう可能性があります。そのため、治療期間が短ければ他の歯へ負担がかかる期間が短くなるので、歯の健康の上でも良い点があります。

インプラント治療をする際に抜歯はすべきか

インプラントを入れる際には、歯が自然と抜けてから治療したほうが良いのでしょうか?それとも抜歯をして入れた方が良いのでしょうか?

抜歯をしてすぐにインプラントをする方が良いです。歯が抜けると、その歯を支えていた骨は必ず痩せます。骨が痩せてしまった後にインプラントを入れようとすると、骨が足りなくて人工的に骨を造る治療がまず必要になり、治療費も治療期間も患者様に大きな負担をかけてしまいます。

歯を抜かなければ骨は痩せないのに、わざわざ抜いて骨が痩せるのを待ってから骨を作る治療をするのは、ナンセンスだと私は考えています。また、造った骨よりも自然の骨の方が治療成績も良いです。骨を痩せさせない工夫をするところが、当院の治療が短期間で終わる秘訣です。

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インプラント治療して20年経ったらどうなるのか

インプラント治療後20年先も噛めるように治療をされるとのことですが、実際のところは20年後も30年後も持つものでしょうか?

もちろん20年、30年の経過を全て見たわけではないですが、少なくとも5〜10年は何の変化もなく経過している症例はいくつも見てます。

それらが急に悪くなったり噛めなくなったりするとは考えづらいですし、悪くなるものは悪くなるだけの理由が自分の中ではあるので、それをクリアしているインプラントは30年後も大丈夫である自信はあります。

20年後インプラントで噛むことができなくなった場合には、どのような処置になるものでしょうか?

20年間インプラントで噛めていたのであれば、悪くなったインプラントを撤去して再度インプラントを行っても問題ないと思います。

インプラント以外の方法でちゃんと他の歯に噛み合わせの負担がないものがあればそれを選択しても良いですが、他の歯に負担をかけてしまう方法であればそれをやらない方が将来的には良いので、「何もしない」というのも一つの選択肢として考えております。

歯科業界の話

世の中の流れによってあらゆるものが値上がりをしていますが、歯科業界でも値上がりの影響を受けているのでしょうか?

歯科は色々な材料を使用して治療をしているので、正直なところ値上がりの影響はかなり受けています。

最後に

最後に、現在インプラント治療を検討されている方にアドバイスがあればお願いします。

インプラント治療はどんどん進化していっており、ご自身が見たり聞いたりしている情報だけが全てではありません。

患者様に負担が少なく長持ちしているインプラントは存在しますので、治療には勇気がいると思いますが、それを乗り越えて快適な生活を手に入れて頂きたいです。

Special Thanks【山﨑剛之先生】

山﨑剛之先生の写真

勤務先

経歴

  • 2013年 大阪大学歯学部 卒業
  • 2013年 医療法人星真会
    アモウデンタルクリニック 勤務
  • 2016年 医療法人恵翔会なかやま歯科 勤務
  • 2022年 谷町六丁目しちご歯科・矯正歯科 院長

所属・資格

  • 日本歯周病学会
  • 日本顎咬合学会 認定医

問合せ先

  • 06-6764-7575
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