インプラント周囲炎はどのような状態になるのかについて解説します
インプラント治療後、通常の歯の歯周病に似た症状が見られます。
これがインプラント周囲炎です。
画像を見ると分かるように、本来であればインプラントは歯茎に埋没するものなのですが、周囲の炎症によってインプラントが見えたり、ひどいものはむき出しになってしまうこともあります。
周囲炎の特徴として、通常の歯周病同様、軽いものであれば日常生活の中で大きな負担を感じない点にあります。
歯周病は歯茎の炎症等ですが、痛み・違和感があるとしても食事ができるものですし、初期の段階では痛みや違和感もないので、自覚することが難しいものです。
インプラント周囲炎も同様で、初期段階では痛みもなく、食事にも支障がないことから自覚が難しいものの、徐々に違和感を覚えるようになり、やがては出血やインプラントがむき出しになります。さらに炎症が進行すると、骨にまで炎症が進みます。顎の骨が溶けてしまうこともあるなど、従来の歯周病同様、決して侮れない症状です。
インプラントがむき出しになるほど進行してくると、鏡を見て自分で気づくこともできるのですが、初期段階ですと自分で鏡越しに口の中を見ただけでは気付けないものです。
その点に於いても、「予防」という概念が大切になります。
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