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即時荷重インプラント
インプラントにおける治療期間を短縮できる「即時荷重インプラント」について紹介。治療を受けるかどうか迷っている方、この治療方法が気になる方はぜひチェックしてみてください。
即時荷重インプラントとは
「即時荷重インプラント」とは、抜歯してすぐにインプラントを入れて、仮歯まで入れるものです。従来のインプラント治療の場合は、抜歯後に期間を置いてインプラントを埋入、さらに骨とインプラントが結合するのを待った上で人工の歯を取り付ける必要がありましたが、この「治療期間が長い」というデメリットを克服した治療方法です。
抜歯したその日のうちに食べ物を噛むことができる、画期的な治療法と言われており、さまざまなメリットを得ることができます。
即時荷重インプラントのメリット・デメリット
即時荷重インプラントを検討する際には、メリットやデメリットについてあらかじめ知っておきましょう。
メリット
即時荷重インプラントの大きなメリットは、「治療期間が短期間で済む」という点です。インプラント治療は、その治療期間の長さが患者にとっての負担になっていましたが、即時荷重インプラントは大幅に治療期間を短縮できます。
さらに、複数回の切開や骨造成なども行いませんので、手術に伴う腫れや痛みも最小限となり、患者の心身的な負担の軽減とともにコストも削減できる可能性もあります。
デメリット
即時荷重インプラントは通常のインプラントと比較すると高度な技術が必要な治療であるため、全ての歯科医院で対応しているとは限りません。そのため、治療を受けたいと思ったとしてもなかなか治療を任せたいと思える歯科医院に出会えない可能性もあります。
即時荷重インプラントの治療の流れ
即時荷重インプラントの一般的な流れについてご紹介します。どのように治療を進めるかは、歯科医院によって異なる部分があるかもしれませんので、実際に治療を受ける歯科医院でしっかりと確認しましょう。
- 問診・検査
- 治療に関する説明
- インプラント手術
- 人工歯の取り付け、メンテナンス
治療を行う前に、まず問診で患者さんの話をじっくりと聞きます。さらに基礎的な資料を集めるために、X線や歯科用CT、写真などを撮影します。
問診・検査の結果を患者さんに伝え、診断や治療計画について説明します。このときに費用面についても説明されることになります。治療計画や費用に関して納得した場合にのみ即時荷重インプラントの治療が行われます。
即時荷重インプラントでは、抜歯を行った後そのままインプラントの埋入を行い、仮歯を装着します。型取りを行い、上部構造となる人工歯を作成します。
インプラントの埋入を行ってからおよそ1週間以内に上部構造の取り付けを行います。その後はインプラント周囲炎などを予防するために定期的なメンテナンスが行われます。
即時荷重インプラントの注意点
即時荷重インプラントは、全てのケースで適用できるとは限りません。歯周病などがある場合にはまずそちらの治療が優先されますし、患者さんの体調によっては治療が難しいと判断されるケースも。
治療が行えるかどうかは、クリニックで医師としっかり相談する必要があるといえます。
治療期間を短縮できる即時荷重インプラント
即時荷重インプラントについてご紹介してきました。治療期間を大幅に短縮できる治療であるため、インプラント治療における負担をできるだけ少なくしたいと考えている場合におすすめの方法だといえるでしょう。

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