ケンテック【日本】
日本の医療機器メーカー、ケンテック社が開発したインプラントについて、特徴をまとめました。
ケンテックのインプラントの特徴
- できるだけ長く使ってもらうことを目的に開発
- 日本人のためのインプラント
ケンテックの「アルファタイトインプラント」は、インプラントをできるだけ長く使ってほしいという考えをもとに、破折がおこらないように徹底的にこだわってつくられています。
また、同社のインプラントは、インプラント体とアバットメントがまるで吸い付くように嵌合(かんごう)することを促します。嵌合とははまり合う関係のこと。日本人には歯肉が薄い人が多く、インプラントを入れた場合に骨吸収が起こりやすいといわれていますが、同社のインプラントでは安定した嵌合システムのおかげで、骨吸収の原因となるマイクロムーブメントの発生を抑えます。
参照元:KENTEC https://alpha-kentec.co.jp/products/alphatite_implant/
参照元:KENTEC Concept Book https://alpha-kentec.co.jp/catalog/pdf/alphatite_implant_design_concept.pdf
ケンテックのインプラントの種類

引用元:ケンテック https://alpha-kentec.co.jp/products/
インプラント治療の術式には、手術を1回で済ませる1回法と、2回に分けて行う2回法があります。また、インプラントには、インプラント体とアバットメントが2つのピースに分かれている2ピースタイプと、インプラント体とアバットメントが一体となった1ピースタイプがあります。
ケンテックでは、1回法2ピース、2回法2ピース、1回法1ピースのインプラントを提供しています。
SS-Type
高い咬合圧に耐える設計
1回法2ピース。他のタイプよりも強度が高く、歯をかみしめたときの圧力が高い場合でも耐えられる設計になっています。
SB-Type
すべての症例に対応
2回法2ピース。さまざまな症例に対応できます。
F-Type
長期的な安定性を考慮
2回法2ピース。長期的な安定性を考慮し、できるだけ骨吸収が起きないように設計されています。
TF-Type
長期的な安定性と自己穿孔能力が特徴
2回法2ピース。長期的な安定性を考慮したインプラントです。インプラント体そのものに、骨を削りながら深く入っていくための能力を持たせてあります(自己穿孔能力)。
OS-Type
骨幅がない臼歯部の単独植立に
1回法1ピース。直径は3mmで、自己穿孔能力があります。
参照元:KENTEC https://alpha-kentec.co.jp/products/alphatite_implant/
参照元:KENTEC Concept Book https://alpha-kentec.co.jp/catalog/pdf/alphatite_implant_design_concept.pdf
ケンテック社とは

引用元:ケンテック https://alpha-kentec.co.jp/
ケンテック社は、東京都新宿区に本社がある医療機器メーカーです。設立は1998年。インプラントなど第一種医療機器の製造販売や、医療機器の設計・開発・加工業務、高度管理医療機器の販売などを行っています。
アルファタイトインプラントは、2008年に承認されました。
参照元:KENTEC https://alpha-kentec.co.jp/products/alphatite_implant/
参照元:KENTEC Concept Book https://alpha-kentec.co.jp/catalog/pdf/alphatite_implant_design_concept.pdf
選べるクリニック
多く取り扱っているクリニックであれば、患者様に合わせたメーカーを紹介してくれることでしょう。
しかし、お目当てのインプラントメーカーを扱っているクリニックはどこなのか、HPをつぶさに探すのは面倒です。
当サイトで紹介しているクリニックのHP&電話調査で、インプラント使用メーカー数が多かった2院をピックアップして調べましたので、参考にしてください。
※2019年3月調査時点の情報を元にしています。
- ストローマン
- ノーベルバイオケア
- デンツプライシロナ(アストラテック)
- ジンマーバイオメット
- オステム
- Zシステム
- バイオホライズン
- 松風バイオフィックス
- エンドポア
- ストローマン
- ノーベルバイオケア
- カムログ
- ジンマーバイオメット
- デンツプライシロナ(アストラテック)
- トーメンメディカル(SPI)
- 京セラ(POI)
- スウェーデン&マルティナ