トーメンメディカル(SPIインプラント)【スイス】
スイスのトーメンメディカル社が製造するSPIインプラントシステムの特徴についてまとめています。
トーメンメディカル
(SPIインプラント)の特徴
- サンドブラスト+高温酸エッチング処理で骨芽細胞の形成を促進
- 適合精度が優れているためインプラントの安定性が高い
スイスのトーンメディカルが製造するSPIインプラントには、さまざまな症例に対応できる汎用性の高い「エレメント」と、抜歯後すぐにインプラントを埋入できる「コンタクト」の2種類があります。
インプラント表面は微細な研磨剤や酸で処理されており、タンパク質の吸着だけでなく、骨のもととなる細胞の形成を促してくれるのが特徴。埋入後にインプラントが回転したり、ゆるんだりするのを防ぐ効果も高く、埋入後の安定性も良好となっています。
トーメンメディカル
(SPIインプラント)の種類
エレメント(ストレート)

引用元:MORITA https://www.dental-plaza.com/article/spi/spec/
エレメントインプラントは、骨をねじ切る機能を持ったストレートタイプのインプラント。術式は2回法です。前歯部における審美的修復を目的として設計されており、インプラントがしっかりと歯肉の下まで埋入できるよう設計。また、細めの3.5mmサイズもあり、下顎前歯が欠けてしまった症例にも対応します。
コンタクト(テーパード)

引用元:MORITA https://www.dental-plaza.com/article/spi/spec/
コンタクトインプラントは、エレメントと同じく2回法のインプラント。自然な歯根形状となっているのが特徴で、抜歯と同日にインプラントを埋入したり、抜歯から約1か月後という早期に埋入する治療に適しています。また、隣り合う歯が近い部位など、対応が難しい症例にも使用できます。
トーメンメディカル社とは

引用元:MORITA https://www.dental-plaza.com/article/spi/system/
SPIインプラントを開発したトーンメディカル社は、スイスのグレンヘンに本社を置く精密機器メーカー。ドイツ・オーストリア・アメリカ・カナダ・ベネルクスに子会社を、さらにヨーロッパ・中近東・アジア圏の主な市場に代理店を設置しています。
トーンメディカル社が掲げる目標は、「シンプルかつ革新的なソリューションにより認知度を高め、主要な市場でのポジションを確固たるものにする」こと。ただし市場規模の拡大だけではなく、ユーザーのニーズにしっかりと応える高品質な製品づくりを第一と考えています。
そんなトーンメディカル社が開発しているSPIインプラントは、すでに25年の臨床実績を持つインプラントシステム。開発から製造までをスイスの本社工場がすべてまかなっており、厳しい品質検査を経て世界中のユーザーへ届けられています。
日本では「モリタ」という会社がSPIインプラントを販売をしています。
選べるクリニック
多く取り扱っているクリニックであれば、患者様に合わせたメーカーを紹介してくれることでしょう。
しかし、お目当てのインプラントメーカーを扱っているクリニックはどこなのか、HPをつぶさに探すのは面倒です。
当サイトで紹介しているクリニックのHP&電話調査で、インプラント使用メーカー数が多かった2院をピックアップして調べましたので、参考にしてください。
※2019年3月調査時点の情報を元にしています。
- ストローマン
- ノーベルバイオケア
- デンツプライシロナ(アストラテック)
- ジンマーバイオメット
- オステム
- Zシステム
- バイオホライズン
- 松風バイオフィックス
- エンドポア
- ストローマン
- ノーベルバイオケア
- カムログ
- ジンマーバイオメット
- デンツプライシロナ(アストラテック)
- トーメンメディカル(SPI)
- 京セラ(POI)
- スウェーデン&マルティナ