


インプラント治療について、気になる疑問や不安に思っていることなど、DENTAL CLINIC桜坂南の院長である花水麻実先生に率直に聞いてみました。質問に対して丁寧にお答えいただきましたので、是非参考にしてみてください。
福岡歯科大学を卒業した後、臨床研修修了後は医局に在籍し治療と研究をおこないました。複数のクリニックで勤務経験を積み、現在は福岡市中央区で開業しています。
当院は比較的若い、30〜40代で治療を受ける方が多いです。20歳を過ぎると歯と骨格の成長は止まるので、20代以降の方はインプラントを選択して問題ありません。高齢の方でも治療は可能ですが、持病など健康状態によっては手術が難しいケースが出てきます。適切なケアをおこなえばインプラントは長く使えるので、若い方ほどメリットは大きいと言えます。
インプラント治療は、チタン製の軸を顎の骨に埋め込む手術です。チタンはアレルギーが出にくい素材ですが、より骨に付きやすい素材や形状を目指して研究開発がおこなわれています。症例も蓄積されるので、よりよい治療法に改善は進んでいますね。
技術や価格など比較するポイントはあると思いますが、気になったクリニックを自分の目で確かめることは必要だと思います。
治療方針や説明内容はもちろんですが、院内がキレイに清掃されているかは見るべきでしょう。医療機関の大前提である衛生面が行き届いていないクリニックはおすすめできません。スタッフの態度や対応力もチェックしたいですね。スタッフが知識を持ち、適切な対応ができるなら教育もしっかりしていると考えられるので、医師の質も高いと思います。

自由診療なので価格はクリニックが決定できるものの、インプラントの材料費、治療に使う道具の費用などの原価には相場があります。おおよそ1本につき20〜40万円ぐらいは予算として見ておくべきでしょう。原価にも満たないのでは?という値付けをしているクリニックも目にしますが、どうなっているのか疑問です。
また、インプラントの場合、被せ物の費用も価格に影響します。材質により原価、技術料も変わってきます。保証内容の影響もあるので、費用が安いからと安易にクリニックを決めるのは避けるべきでしょう。
インプラントにも専門医や認定医の制度があります。これは国家資格ではなく、団体が独自に決定するもので、各団体の基準をクリアしている証明でしかありません。そのため、「絶対にあれば信頼できる」というわけではないです。ただ、取得には実技を含む試験や症例発表などをクリアする必要があるので、一定の信頼は置けるでしょう。
不安な点があれば、他のクリニックでセカンドオピニオンを受けることをおすすめします。
亡くなるまでトラブルなく使用できる方もいますが、残念ながら短期間でインプラントがダメになってしまうこともあります。
長持ちしない理由は大きく、
この3つが考えられます。
インプラントを埋め込んだあと、体質的にうまく骨と結合しない場合があります。化膿しやすい体質で、安定しないことも。術前にさまざまな検査をおこなうものの、完全に見極めることは難しいです。
医師の技術不足や手術の失敗により、インプラントの埋め込みに失敗する場合もありえます。歯槽骨という顎の骨にインプラントを埋め込みますが、位置が悪いと外れる原因になるためです。
インプラントがダメになる理由として、可能性が高いのはメンテナンス不足です。インプラント自体は虫歯になりませんが、お手入れが足りないと歯茎の状態は悪化します。インプラントの歯周病である「インプラント周囲炎」を起こしてしまうと、最終的にインプラントが抜け落ちてしまいます。
土台ではなく、被せ物のトラブルはもっと頻度が高いです。ただ、被せ物は消耗品と考えられるので、経年劣化により取替が必要になるケースは出てくるでしょう。
基本のお手入れである、歯磨きやフロスなどのケアが重要です。ご自身でのケアは限界があるので、3ヶ月に1回程度はクリニックでお掃除を受けてほしいですね。当院では、お手入れがうまくできない方には月に1回来院していただくこともあります。
また、食生活によっても歯の状態は悪化します。間食や甘いもの、ジュースをよく食べるなど歯に悪い習慣も改善すべきでしょう。
インプラントは、他の歯を傷つけずに歯を補える優れた治療法です。ただし、口の状態を健康に保つ心がけがなければ、せっかくのインプラントも無駄にしてしまいます。日頃から食後の歯磨きやうがいなどおこない、オーラルケアを心がけるようにしてください。

画像引用元:
デンタルクリニック桜坂南公式HP
(http://www.sakurazakaminami.com
/institution)
技術力が高いと評判の
インプラント治療
歯科クリニック