インプラント治療にてインプラントにぐらつきが見られる場合もありますが、一体どのような理由なのかを解説しています。
インプラントがぐらついていると感じる場合、二つ原因が考えられます。
一つはインプラントのネジが緩んでいるケースです。インプラントと人工歯を連結しているネジが緩んでしまうことで、「歯がぐらついている」と感じるものです。インプラントを長年使用していると緩むケースもあるのですが、単なる経年劣化ではなく、噛み合わせの悪さによる可能性もあります。ネジを締め直すだけで良い場合もあれば、ネジそのものを交換するケースもあります。
もう一つはインプラント周囲炎が進行し、インプラントを接合している骨に影響が出たことでインプラントにぐらつきが見られるケースです。この場合、骨そのものが影響を受けていますのでインプラントの除去となります。
インプラント周囲炎は治療法が難しく、予防が重要です。自分自身ではケアをしているつもりでも、歯垢を除去しきれておらず、歯周炎となってしまうことも十分に考えられます。特にインプラントは通常の歯にあるような抗体がありません。菌に対して成す術がありませんので、正しいケアが求められます。インプラント治療後、医師からどのようなケアを行うと良いのかはレクチャーされるはずですので、正しいケアの実践が大切です。
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