歯茎を切開せずに行うインプラント手術。腫れや出血が少なく、手術当日から仮歯の装着も可能。
フラップレス手術とは、歯茎の切開や縫合などを伴わないインプラント治療のこと。歯茎に小さな穴を開け、そこから顎の骨に直接ドリルを入れてインプラントを埋入する術式です。腫れや出血が少ないなど、体への負担が小さいことが特徴。手術当日に仮歯を装着することもできます。
フラップレス手術とは、歯茎を切開せずにインプラントを埋入する術式のこと。通常のインプラント手術の場合、メスで歯茎を切開して顎の骨を完全に露出させたうえで、ドリルで骨に穴を開けてインプラントを埋入します。一方でフラップレス手術では、歯茎を切開したり縫合したりする必要がありません。歯茎に小さな穴を開け、そこからドリルを直接入れてインプラントを埋入します。
切開を伴う従来のインプラントに比べ、フラップレス手術は腫れや出血、術後の痛みなどを大幅に軽減させることができる手術。顎の状態にもよりますが、多くの場合、手術の当日から仮歯を装着して食事を摂ることも可能です。
体への侵襲が少なく、かつ手術当日から仮歯を装着できる可能性のあるフラップレス手術。インプラントを検討中の方ならば、大半が通常の切開手術よりもフラップレス手術を希望することでしょう。
しかしながらフラップレス手術は、すべての患者に適応できるわけではない点を理解してください。十分な顎の骨があること、口腔衛生状態が良好なこと、開口障害がないことなど、いくつかの条件をクリアした患者のみが適応となります。
なお、フラップレス手術は、医師の目視を伴わずに行うインプラント治療です。一般的なインプラントに比べると、手術の難度は高いと言われています。
よってフラップレスを検討する場合には、CTを始めとした相応の設備がと整った歯科医院で、かつ経験豊富な医師に相談するようにしましょう。
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