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GBR(骨誘導再生法)とは?

ギモン42Question42

GBR(骨誘導再生法)について解説

厚みや高さが足りない骨を作る方法。人工骨や患者の骨を利用して骨を再生させます。

GBRとは、顎の骨が不足してインプラントを受けられない患者に対し、顎の骨を再生させる治療法のこと。人工骨や患者自身から採取された骨を使い、不足している部分を補って骨の再生を待ちます。骨が再生したのち、通常のインプラント治療を受けるという流れです。

GBR(骨誘導再生法)とは

GBRとは、簡単に言えば、顎の骨を増やす方法のことです。

インプラントは、金属の柱と顎の骨とを結合させることを前提にする治療。柱を顎の骨に埋入するためには、埋入に足る十分な骨の厚み・高さがなければなりません。

ところが生まれつき、または加齢などの影響により、中には顎の骨が不足してインプラントを受けられない方もいます。そのような方に対して、インプラントの前提となる顎の骨を作る方法が、GBRです。

なおGBRは、「骨誘導再生法」「骨増生術」などと呼ばれることもあります。

GBR(骨誘導再生法)の流れ

  • 1.骨が不足している部分に新たな骨を追加する
    歯肉を切開し、骨が不足している部分に対し、人工骨または患者自身から採取した骨を追加します。
  • 2.メンブレンで覆って縫合する
    追加した人工骨の表面にメンブレンという人工膜を張り、歯肉を縫合します。
  • 3.骨の再生を待つ
    縫合後、4~6ヶ月ほど置いて、人工骨が他の骨と同化し再生するのを待ちます。
  • 4.通常のインプラント治療をスタート
    骨が完全に再生したことを確認したら、通常のインプラント治療を始めます。
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