従来よりも短いインプラント体。骨造成をせずにインプラントを受けられる可能性があります。
ショートインプラントとは、従来よりも長さが短いインプラントのこと。長いインプラントに比べ、ショートインプラントの長期残存率には大差がないという報告が多く挙がっていることから、近年、歯科医療の現場で広く注目されています。骨造成手術をせずにインプラントを受けられる可能性も広がりました。
ショートインプラントとは、文字通り、長さが短いインプラント体のこと。従来、インプラントの長期維持のためには、12mmや10mmなどの一定の長さを持つインプラント体を使用することが理想とされてきました。
ところが近年は、たとえインプラント体が短くても長期維持に大差がない、という見解が主流。臨床データに基づく報告も数々上がっています。
海外では、長さが4mmの超ショートインプラントも存在。併せて太さも最小限に抑えるインプラントが登場しているため、従来は骨造成手術が必要だった患者でも、骨造成をせずにインプラントをできる可能性が広がりました。
インプラントの長さと2年残存率については以下です。
骨が不足している患者であっても、骨造成手術を行わずにインプラントを受けられる可能性があります。仮に骨造成手術が必要な患者であっても、従来のインプラントに比べると、骨補填材の注入量を少なめに抑えることができるでしょう。結果、治療による体への負担軽減、および治療費の負担軽減が期待されます。
短い長さでしっかりと骨に固定させるために、ショートインプラントの表面には、ザラザラとした加工が施されています。加齢によって歯茎が下がってきた場合、このザラザラとした面が露出し、細菌の温床となるのではとの懸念が指摘されています。
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